【トヨタ パッソ修理事例】保険会社では全損判定…中古部品を活用して修理費を20万円以上削減!
こんにちは。スズキ自動車です。
今回は、トヨタ パッソの事故修理事例をご紹介します。
事故状況
今回のお車は、右折中のパッソと直進車との衝突事故でした。
衝撃は右前方から左後方へ抜けるように加わっており、フロント周りだけでなく骨格部分にもダメージが及んでいました。
このような事故では、見た目以上に内部の損傷が大きくなっているケースも少なくありません。そのため、しっかりと損傷範囲を確認しながら修理計画を立てていきます。


フロント損傷は修理費が高額になりやすい理由
フロント部分の事故は、修理費用が高額になりやすい傾向があります。
その理由は、高価な部品が数多く集中しているためです。
例えば、最近のLEDヘッドライトは軽自動車でも5万~10万円程度、普通車やミニバンでは8万~15万円ほどするものも珍しくありません。
さらに、コンデンサーやラジエーターなどのアルミ製部品も損傷しやすく、交換が必要になると部品代・工賃ともに大きく膨らみます。
今回のパッソも、すべて新品部品で修理した場合、修理費は100万円を超える見積もりとなりました。
しかし、保険会社による時価額査定は約80万円。そのため、保険会社の判定は「全損」となりました。
お客様の「修理したい」というご希望にお応えしました
全損判定となりましたが、お客様からは「思い入れのある車なので修理して乗り続けたい」というご相談をいただきました。
そこで弊社では、ご予算と仕上がりのバランスを考えながら、できる限り費用を抑えた修理プランをご提案しました。
修理費用を抑える方法は大きく2つ
事故修理の費用を抑える方法は、大きく分けて次の2つです。
① 修理する箇所と修理しない箇所を決める
「この部分はきれいに直したい」
「この程度のキズならそのままでも構わない」
このように優先順位を決めることで、修理費用を抑えることができます。
② 中古部品・社外部品を活用する
今回はこちらの方法を採用しました。
中古部品のメリットは、部品代が安くなるだけではありません。
外装部品であれば塗装済みの部品を活用できる場合もあり、塗装費用や交換時に必要となる部品代を抑えられるケースがあります。
一方で、中古部品は在庫が流動的なため、必ず希望する部品が見つかるとは限りません。
しかし現在では中古部品の流通が非常に充実しており、年式が極端に古い車や希少車でなければ、多くの車種で中古部品を探すことが可能です。
今回は骨格部品まで中古部品を活用


今回のパッソは、外装部品だけでなく骨格部品にも状態の良い中古部品が見つかりました。
これらを活用することで、修理費用を20万円以上削減することができました。
もちろん、中古部品だからといってそのまま取り付けるわけではありません。
弊社では、原則として中古外装部品も車両に合わせて塗装を行っています。
色味の違いを防ぐだけでなく、小さなキズや軽微なヘコミがある場合は修正を行い、新品部品に近い仕上がりになるよう丁寧に作業しています。
なお、ご予算を優先される場合には、塗装を行わずそのまま取り付けるなど、お客様のご希望に合わせた対応も可能です。
また、写真の黄色いマーキング部分は飛び石による小さなキズの補修箇所です。
大きなヘコミではありませんが、このような細かな部分もしっかり修理し、完成後には違和感のない仕上がりを目指しています。




全損判定でも修理できるケースがあります
保険会社で全損と判断された場合でも、必ずしも修理を諦める必要はありません。
お客様のお車への思い、ご予算、今後どのくらい乗り続けたいかなどをしっかりお伺いし、一人ひとりに合った修理方法をご提案いたします。
事故で大切なお車が損傷してしまった際は、まずはお気軽にご相談ください。
豊富な修理実績と中古部品のネットワークを活かし、できる限りお客様のご希望に沿った修理をご提案いたします。
2026年7月14日
